先日の続きです。
自宅で緊急地震速報の音を鳴らしてのミニ避難訓練。
今まで2歳の下の子に教えるのはまだ早いと思い込んでいた、
というか、教えるという意識すらなかったのですが・・・
そういえば・・・と思い出したのが"咳エチケット"を教えたら
あっという間に覚えたという出来事。
咳エチケット、とはご存知のとおり咳やくしゃみが出る時に
口元に手をやって周りへの配慮をするという行為。
ある小児科のお医者さんのブログを読んでいたら2~3歳でも
教えればできるようになる、と書いてあって、早速教えてみたら
いとも簡単にできるようになったのです。
保育園の先生や周りの大人にほめられたり、ということもあって
本人は得意げでしたし、数か月経っても忘れていません。
緊急地震速報の報知音、個人的にはやや怖いと感じてしまう
のですが・・・この音を聞いたらとにかく避難する!!身を守る!
と、少しでも頭の柔らかい素直なうちに教えたら咳エチケット同様
すんなり覚えるのではないか。大人より耳がいいし、音や音楽を
きっかけに動くというのは子供たちの得意分野だし・・・と
思ったわけです。
実際にスマホで緊急地震速報の音を鳴らして訓練をしてみると、
ゲーム感覚かもしれませんが、一目散にテーブルの下に
もぐって脚をつかんでいました。保育園でも避難訓練をしている
上の子が一緒にやっているということもありますが、
何回かやれば2歳児でもすぐ覚えそうな感じでした。
"テレビに子守をさせるな"というのはよく育児本などに書いて
ありますが、ちょっと別の部屋で家事をしたい時など、やはり
子供の好きな番組をつけてその場を離れることがあります。
できるだけ避けようとは思いますが、万が一の時、自分で
動き出してくれたら・・・と。
そうそう、講演会の中で"防災教育の逆転現象"が起きていて、
子供たちの方が先生よりちゃんと避難できている、というお話が
ありましたが、"咳エチケット"も逆転現象が起きているかも
しれないですね。街で"ぶへーっくしょん!!!"と特大の
くしゃみや咳をするのは中高年以上かと・・・。