"ほめてもらう"ということ

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確かおととしの今頃。
まだ育児休暇を取らせてもらっていた時のこと。
  
下の子を出産した病院に行く機会があって、妊婦健診の時から出産後まで
お世話になった看護師さんに久しぶりに会いました。
お久しぶりです!!という私に、その看護師さんは子供の様子を見て・・・
 
"やっぱり経産婦さんは服の着せ方が上手ね~!!
今日くらいの気温だとそのくらいでちょうどいいわよね。
初めての子供だとみんな心配して着せすぎちゃって、予防接種の前に
体温が上がってしまってる子、今日何人もいたのよ~。"
 
その瞬間、不覚にもうるっと来てしまって自分でも驚いた記憶があります。
なんてことのない会話だし、ものすごくマニアックな視点ですが・・・
 
まだ話のできない子供と1対1でいる時間が長く、授乳とオムツ替えの繰り返し。
慣れっこになってはいましたが、夜中に何度も起きる睡眠不足の状態。
何が正解か自信の持てない子育ての中で、ほんとにささいなことでも
ほめてもらえたことで、なんだか認めてもらえた気がして・・・
張りつめていたものが緩んだのだと思います。
 
2人目の子で、上の子の時より周りに相談できる人も多かったので、自分でも
意外でしたが、何度経験しても万全ということはないのかもしれません。
小春日和の日に、看護師さんの笑顔とともに思い出します。
(もしかしたら看護師さんではなく助産師さんかもしれません・・・。)
  
子供の様子を見て、ささいなことでもほめて認めてあげられる母、
理想ですが、まだまだ道半ばです・・・。