鳥人間コンテスト2024受賞チームの発表
2024.9.4
鳥人間コンテストに出場した全チームの皆様に敬意を表するとともに、大会を支えてくださった全ての方々に感謝申し上げます。今大会において見事なフライトを披露し、受賞したチームをここにお伝えさせていただきます。
滑空機部門
優勝 Team 三鷹茂原下横田 645.15m
2位 東京都立大学 MaPPL 428.16m
3位 九州大学 鳥人間チーム 414.62m
人力プロペラ機部門
優勝 東北大学 Windnauts 21,823.69m
2位 早稲田大学宇宙航空研究会 WASA 15,646.60m
3位 東京工業大学 Meister 14,207.46m
THE BEST BIRDMAN賞 新記録賞 Team 三鷹茂原下横田
滑空機部門において大会記録を更新。ほぼ不可能だと思われていた600ⅿの大台を超え、新たな可能性を感じさせるとともに、人々の記憶に残る感動的なフライトを披露しました。鳥人間コンテストの大会発展の可能性を顕著に示しましたので、ここに「THE BEST BIRDMAN賞」を授与するとともに、645.15mという大記録に対して「新記録賞」をお贈りいたします。
THE FRESH BIRDMAN賞 桜美林大学 CIEL
記憶に残る新チーム(出場3回以内)に贈られる賞。当チームは、これまで何度も出場を目指すも機会を得られず、それでも諦めずに挑戦を続けました。ようやく勝ち得た今回の初出場のフライトで、いきなり200m超えを達成。大いに将来性を感じさせるフライトで人々を魅了したため、ここに「THE FRESH BIRDMAN賞」をお贈りいたします。
審査員特別賞 横浜国立大学 横浜AEROSPACE
当チームの「先尾翼機」は、機体の設計、操縦技術を含め、今大会の中でも特徴のあるフライトで人々を魅了しました。専門的な見地からも、人力プロペラ機の新たな可能性を大いに感じさせるフライトでしたので、ここに審査員特別賞をお贈りいたします。
SUPPORTER賞 大阪大学 飛行機制作研究会albatross
メンバーによるユニークで趣向を凝らした応援スタイルは、チームだけでなく会場全体を一つにして盛り上げました。猛暑の中、大学の応援団による熱量のある応援、さらにマスコットキャラクターを登場させるなど、その応援はフライト中のパイロットにも届くものとなったと思います。心を打ったその応援にSUPPORTER賞をお贈りいたします。
環境賞 徳島大学 鳥人間プロジェクト
地元で直面している放置竹林の問題に向き合い、その竹を伐採し、機体の一部として使用。また、機体製作で出た廃材を利用して、地域の子供向けイベントにも活用するなど、チームを取り巻く周囲の関係者とともにリサイクルを考えました。チーム全員で丁寧に機体を回収する姿勢、総合的な当チームの取り組みに環境賞をお贈りいたします。
彦根市長賞 東北大学 Windnauts
人力プロペラ機部門において、21,823.69m という記録で見事優勝。今大会では唯一パイロンの旋回にも成功し、人々の記憶に残る、チーム一丸となった感動的なフライトを披露しました。よって副賞として「彦根市長賞」をお贈りいたします。
皆様、本当におめでとうございました。