学歴も教養もない元暴走族総長が、奇跡的に法律事務所の事務員に採用される。
真っすぐで男気溢れる性格で、強面な風貌に似あわず、とても涙もろい──。
法律の知識はまるでなく、時にその矛盾に憤りながらも、世の問題は全て「愛」で解決できると信じている。座右の銘は「やり過ぎくらいが丁度いい」。
ミノワとコンビを組む弁護士。気が強く、聡明で冷静沈着。依頼人の利益の為に最善を尽くすことを弁護士としての矜持としている。恋愛に対する興味は薄く、酒が異常に強い。
めったに感情的になる事はなかったが、ミノワの想定外の行動がもたらす意外な展開に感情を露にするようになる。
もんじゃ屋の跡取り息子で、ミノワの舎弟。幼い頃からミノワに振り回され、面倒を押しつけられてきたが、ミノワを尊敬してやまない。
10年振りのミノワの帰還を誰よりも喜んでいる。
ミノワの異母兄妹。放蕩者だった父に苦労させられたせいか、年齢の割に大人びていて現実的。
大人の欺瞞を見抜く聡明さと毒を持つ皮肉屋で、簡単には心を開こうとしない。
母の話はあえてしないが、小箱に思い出の写真を入れている。「めんどくさい」が口癖。
紳士的かつ知的なナイスミドルだが、裏の顔は傲慢でプライドが高く、サディスティック。
大企業の顧問弁護士も勤めるキレ者で、勝つ為には手段を選ばない。夏美の能力を高く買っていたが、自分の不正行為を目撃され、反感を抱くようになった夏美を事務所から追い出そうと画策する。毎回、ミノワ達の事件解決の邪魔をする。