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『新聞・TVが消える日』(猪熊建夫、集英社新書:2009、2、22)
読み終わってから3か月も感想をかけなかったのはなぜだろう?内容がショッキングだったから?いやそういうわけでも。第1章はテレビ、第2章は新聞、第3章はネットの音楽市場、そして第4章はゲーム産業と、関連のありそうな「コンテンツ産業」を取り上げているのだが、私としてはやはり「テレビ」の将来を1冊詳しく書いてほしかった気がして・・・。それが4分の1しか触れられてないように感じて物足りなく思ったからではないかな。もちろん、そういう狭い視野ではダメなんだろうけど。コンテンツは全部融合していくということでしょうから。
印象に残ったのは、第4章の中に出てきた任天堂の宮本茂専務。『タイム誌』の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたそうだ。
「宮本茂さんといえば、ゲーム・ファンやゲーム業界の間でカリスマ視されている人物だ。」
「ゲームソフトのクリエーターの間で宮本茂さんは『ゲーム界の魔術師』と偶像視されるようになった。」
という記述を読んで、「へエー、そうなのか」と初めて知った次第。勉強不足です。
(2009、4、14読了)
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