正剛というと、サッカー日本代表のGK楢崎を思い浮べてしまうが、「松岡」正剛の本も買ったことはあったが、まだちゃんと読んでいない。タイトルに引かれて買った。一気に読んだ。納得。ちくまの編集員が聞き役になって松岡氏の話を引き出している。
人類が黙読できるようになったのは14世紀か16世紀以降で、それまではほとんど音読だったとか、本は「リスク・リスペクト・リコメンデーション」の「3R」だとか、いい本に巡り合う打率は、最高でも3割5分だとか、本を読んで自分で年表を作るとか、「読書は編集である」とか、いろいろな含蓄が記されています。でもこれ、プリマー用の本じゃないでしょ、あきらかに。プリマー新書なのに、もっと上級者向けの気がします。
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