ヘッダー Space 『音律と音階の科学
〜ドレミ…はどのようにして生まれたか』
(小方 厚、講談社ブルーバックス:
2007、9、20)
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ひえー、難しすぎて手に追えん!「音楽は数学・物理だ!」ということはわかった。どちらも苦手なんすけど・・・。著者は大阪大学産業科学研究所特任教授。バリバリの理系だ。普段、仕事で微分積分を使ってはる方。1941年生まれ、趣味はビブラフォンでジャズ演奏。私にとっての収穫は、ドレミ…はピタゴラスが決めたと知ったこと、平均律が当たり前とされる今の西洋音楽の前には、そうではないものがあったことを知ったこと、色と同じように音・音階も、周波数はグラデーションでいくつにでも分割できることの再確認。ただ、音の周波数は、ら旋階段のように上がっていって倍音のように重なる・共鳴する点があるということをしったこと、など。全体の1割ぐらいかな、理解できたように感じたのは。久々の“討ち死に感”がありました。

★★

(2009、2、3読了)
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