『ブラックぺアン1988』
(海堂 尊、講談社:2007、9、20第1刷・2007、10、12第2刷)
これで海堂さんの一連の本は読み終えた。若き日の高階病院長や看護婦の人たちが出てくる。思うに、海堂さんは自分の医者としての経験をベースに、少し脚色をしていくらでも話を作れるだけのネタを持っているんだと思う。だから、スピンアウトも容易で、登場人物のキャラクターも確立している。これまでに読んだ作品と時代を超えてつながっているので、単なるスピンアウトではない深みがある。次回作にも期待したい。
(2008、12、29読了)
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