同じ新書から以前出た『年収崩壊』の続編とも言うべき書。だと思う。前著は「目次」しか読んでいないので断定はできないが、同じような感じに思えた。
森永さんは一貫して、
「そこそこ稼いで、ほどほどに暮らす」
ことを主張してらっしゃる。かなり広範囲のことをやさしく書かれているのでわかりやすい。入門書のような感じ。
この本の前に読んでいた文春新書の『信用偏差値』と重なる内容も出てくるが、あちらの方が狭く・深く専門的。あれを読んでからこの本を読むと、ちょっと物足りなく思う部分もあった。それにしても森永さん、『ミヤネ屋』にもご出演いただいているが、よくこんなに書く時間があるなあ。すごい!こないだも番組終わりで帰りぎわに「明日までに締め切りのある原稿が7本もあるんだ」とおっしゃっていた。よっ!売れっ子!
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