『毎日の言葉』
(柳田国男、新潮文庫:1993、3、25)
昭和21年に刊行され、のちに昭和31年に出た本だが、執筆は「昭和17年〜19年」という戦前。しかし、今読んでも、まったく古くない。常に僕が主張している、
「言葉は流行があり、時代に伴い大きな変遷がある」
ということを、60年以上前にしっかり記してくれている。「間違ってないんだ」と大きな自信につながる。なんてったって、柳田国男が言ってるんだから!
文庫版解説の柴田 武さんも死んじゃったなあ。
(2008、11、15読了)
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