いやあ、おもしろい!シリーズ3作目、まだ文庫は出てないけど、ええい!と単行本買っちゃった!一気に読みましたよ。毎回、主人公が変わるけど、どの人もキャラが立っている。スピンオフはこうでないと。当然、アメリカのテレビドラマの『ER〜救急救命室』にインスパイアーされてるんだろうなあと想像いたします。とくに巻末の、事故のときの対応なんか、まさに『ER』のドラマの映像が浮かびましたもん!前作はちょっとオカルトチックでしたが、今回は初めてちょっとラブロマンス的要素も。前作も少しだけありましたが、もう少しあってもいいのでは?深みが増すと思います。著者は同い年、どんどん活躍してほしいですね!ひとつ校閲的に、重箱の隅をつつくと、「肝煎り」を「肝入り」としていたのはどうしたことか?9刷りにもなって直ってないのはいかがなものかと思いました。 |
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