タイトルの「空気の読み方」は、あまり内容に関係ないように思う。サブタイトルの方が、本来の主題である。著者もそう思っているのではないか？タイトルは編集部主導で付けたのでは？
内容は、至極まっとうな「インタビュー術入門」といった感じ。全くの他人とのコミュニケーションの取り方がわからない若い人たちに読んでもらいたい本だ。一か所気になったのは、森永卓郎さんが自由経済賛成派で、金子勝さんと正反対のポジションだという話。あれえ？そうなのかなあ？こないだ読んだ尾木直樹さんとの対談本での森永さんは、そんな感じじゃあなかったけどなあ。二人とも『ミヤネ屋』のパネリストなので、機会があったら尋ねてみたいが…。
それから、懐かしい『恨ミシュラン』のコンビ・西原（さいばら）理恵子さんの絵が、各章の扉に描かれているのだが、西原さんの名前がどこにも見当たらない。これはどうしたことなのだろうか？ |
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