徳川夢声が「話術」について書いた、こんな本があると知らなかった。たまたま、いつもは行かない大きな本屋さんで見つけて購入。読んでいくと、
「ここまで細かいことを考えてしゃべっていたのか!」
と驚いた。というか、まあ、そういったことを、私などはいちいち考えて意識してしゃべってはいない。が、「たしかにそうしている」というところはある。そういう意味では、「自分がとっている行動を客観的に書き起こす」という、とても面倒な作業を、著者はしているのだな、というところに感心したのである。
ということで、アナウンサーはもちろんのこと、人前で話すお仕事の方は(教師なども含めて)、
是非一読を勧めます。 |
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