新書だが専門的。昔の岩波新書みたい。「空爆」と「空襲」の違いについては、以前書いたことがあるが、第二次大戦における“精密空爆”のウソに関してこれだけ詳しく書かれたものを読んだのは初めてだった。
東京への空襲に関しては小林信彦のエッセイによく出てくる。その中で「ドゥーリトル空襲」について読んでいたので、本書での記述は特に目新しくはなかった。「ルメイ将軍」については、『NHK特集』かなにかで本人にインタビューしているのを見たことがある。ルメイはたしか、勲一等の勲章を日本国からもらっているはず。それって、おかしくないか。
それと、今朝(8月6日)の日経新聞で「京都にも空襲があった」という話を読んだ。知らなかった。
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