「クレーマー」が一種の流行語として蔓延している中、その対処法をうたう本もいろいろと出ています。この間も
『ぼくが最後のクレーマー〜クレーム攻防の方法』(中公新書ラクレ)という本を読んだばかり。
それぞれだなあ、と感じますが。
本書の著者は1963年生まれ、「ビジネス書作家」という肩書きで、コンサルティングの仕事もしているそうです。その中にこういったクレームに対処する方法なども守備範囲として入ってくるのでしょうが、さまざまなクレームの現場で対処をしていたというわけではないので、その分、「クレーム処理の現場の専門家」だった関根眞一氏の『ぼくが最後のクレーマー〜クレーム攻防の方法』(中公新書ラクレ)に、「一日の長」があるように感じました。
いくつか書いてあったポイントの中で「これは!」と思ったのは、『現状把握のできない人は、原因を追究できない』という項目。これは改めて言われて「その通り」と思いました。 |
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