今「蟹工船」がブームだと言う。
「そんなプロレタリア文学が何で今?」
と思うが、現代の「ワーキングプア」と状況が似ているから、若者に共感を持って読まれているんだって。ふーん。
で、そのブームのきっかけとなったのは、今年初めに行われた作家・高橋源一郎と雨宮処凛の対談だったと言うのだが、それに先立って、なんと「蟹工船」がマンガ化されていたというから、なかなか目先のきくことだ。
読みやすいので、あっという間に読めた。ふーん、そんな物語だったのか。あ、そうなんです、原作、読んでなかったんです。2冊もわが家には「蟹工船」があるのに・・・。
当時は「ソ連」は憧れの土地だったのかなあ・・・これは「アメリカ」に置き換えて読めばいいのかな・・・なんてことを考えながら、サッと読みました。。 |
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