絵本です。娘が保育所で借りてきました。ところが、最終ページの絵が破られてなかったのです!そこで、書店に注文して届いた絵をカラーコピーして、保育所の絵本に張って補修しました。以前は、自分で絵を描いて貼り付けたこともありますが(うさこちゃん=ミッフィーの絵本で、子どもの頃に読んだことがあったのと、動物園に電車に乗っていって電車で帰る、その帰るシーンが破れてなかったので、行くシーンの絵を写し取って、疲れて眠るうさこちゃんとやさしく微笑むお父さんの絵を、目の部分だけ描き換えたのですが)、今回は絵のタッチが合わないと思ったので、購入しカラーコピーさせてもらいました。)
で、買った本は自宅に。絵本て、なかなか面白いですよね。そして、ロングセラーですよね。この本も初版は1972年です。36年も子どもたちに読み継がれてきているんです。そういった本を作り売り続ける努力をされている出版社の方々にも、頭が下がります。これも、紛れもなく立派な「文化」だと思います。
なお、この『ふうせんねこ』は、同じ「せなけいこさん」の作品『きれいなはこ』『いやだいやだ』『ルルちゃんのくつした』と4冊でセットになっていました。せなさんは、貼り絵の手法を使ってらっしゃるようです。登場人物の服の感じが、布切れを使ってる感じで、しかも4作に共通した布切れの「柄」があったりして、「ふうせんねこ」の妹と、「いやだいやだ」の女の子と、「ルルちゃん」の服も柄が一緒だったりして、別々の話だけれども、統一感があります。 |