森 達也さんの書くものは面白い。というか共感できるものが多い。この本はこれまでに書いたものを集めたものなので、かなり手を入れたりもしているとのことだが、何となく「どこかで既に読んだ」気がしてしまった。その分、☆が少なめ。主張そのものは、これまでの繰り返しかなあ。 「視点をずらす」という思考術は、結構有効だと私も体験的にそう思いますので、何か行き詰まって息苦しさを感じている人は、是非お読み下さい。
(2008、3、1読了)