ヘッダー Space 『サンタクロースの大旅行』
(葛野浩昭、岩波新書 :1998、11、20)
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このタイトルの本をクリスマス前に読み出して、正月休みに読み終わったというのはなんだか間抜け。しかも、途中で「・・・おや?これってもしかして・・・」と思うような出来事が。
そうなんです、ページの端に「折った跡」があるんです!(それを元に戻してあるのですが)ということは、以前に読んだことがあるということ!?それなのに、初めて読んだように新鮮に読めました。出版は10年前。ということは、
「私の記憶の消費期限は10年未満」
ということか・・・しょうがない、あとからあとから入れないと全部漏れてしまうのですからね。
新鮮に感じたことの一つは、サンタクロース赤い服装は、コカコーラの広告の絵を描いたサンドブロムが最初・・・ではないということがわかったこと。(以前に気付いておけよな!)
また、フィンランドのサンタクロースの国の人たち=サーミ人が、少数民族ならではの悩みを抱えていることなども勉強になりました。
この本が書かれてから10年、その後も「サンタクロースの大旅行」は、まだ続いているのでしょうね。続編を書いてくれないかな。


★★★★

(2008、1、5読了)

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