去年の春に買って、「積んどく」になっていたものを、お正月休みに読みました。ちなみにこの正月休みには、8冊読むことができました。大体午後10時半ぐらいから夜中の3時にかけてが読書タイム。あとは寝正月でした。
「冬のソナタ」に始まり「ハンカチ王子」、「ハニカミ王子」にはまる中高年女性たちの現象はなぜ起きたのか?を、同じ中高年女性(1956年生まれ)でミーハーを経験済みの著者が分析。それらは「ロマンチック・ウイルス」なるものに大量感染したものであると読み解いています。そして、どういった要素にウイルス感染者は感染するかと言うと、
「甘く、ソフトで適度な古臭さ」
これが最大の感染要素と定義しています。この分析はそれほど目新しくないけど、「ウイルス」という切り口が、おもしろいと言えばおもしろいですね。
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