『養老訓』(養老孟司、
新潮社:2007、11、20第1刷:
2007、12、10第2刷)
なんだか語呂が良すぎですなあ。もう養老さんの本、内容は腹いっぱいと思っていたが、なかなか装丁もよいし、つい買ってしまった。すぐに読めます。読みやすい。そして結構、
「こ、こんなことまで書いていいの?」
ということが書かれている。たとえば116ページ。
「コストだけ考えればときどきテロで飛行機が落ちているほうが安くつくのではないかというくらいです。」
ひえー、
冗談でもこんなことはなかなか言えない
でしょう。サラッと言っちゃうのが、何だかスゴイ。山本夏彦風だが、夏彦ほど粘着質ではなく、もっとサラッとしている気がする。虫が好きだからかな?養老さんは。
(2007、12、18読了)
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