今後11月26日に小学館から本を出す。タイトルは、
『スープの冷めない距離〜辞書に載らない言い回し56』。
担当の編集者から「こうこう、こういった本を作りたいんです」と言ってきた時に、なかなかイメージがわかなかったのだが、本がほぼ出来上がって発売を待っている現在、この本を読んで、
「もしかしたら、小学館の担当者は、こういう本を作りたかったのではないか?」
と思わされたのが本書である。そういう意味では大変おもしろいし、興味深い本。古本屋さんをしながら作家もしているという出久根さんならではの視点、そしてかなり詳しくいろいろと調べて書いてらっしゃるので、大変参考になる。
「セピア色の言葉」とは、今はもう古くなってあまり使われていないが、使ってみたいなと思わせる「言葉ども」が満載である。
|