6月に買って、じっくり読もうと少し寝かせておいた。そして夏休みに読むつもりが、読めなくて、今になってしまったが。ちょっとずつ、じっくりと読んだ。 本の帯には、 「作家の本当の価値は、値段でわかる」 とあるが、必ずしもそうではないという、古本屋さんならではの事情なども感じ取ることができておもしろい。私はあまり、キコウ本には興味はないが、その手の「オタク」の世界は奥が深いのだなと思った。 ノンフィクションのようでもあり、お話(物語)のようでもある、“出久根ワールド”が広がっている。
(2007、9、14 読了)