わあ、これ、最初のページ読んでたら・・・私、まだ「老人」ではないけど、「暴走」はしてる・・・と思ってしまった。もう引き込まれて読むしかない。いるいる、こういう「老人」と思いながら読んでいくと、なぜそんな「老人」が、突如として登場してきたのか?という謎解きの世界へ・・・。著者はそういった「老人」を「新老人」と名づけているのだが、いいのかな、「新老人」は聖路加病院の日野原先生が立ち上げた会につけた名前なのだが。全然違うものを指して同じ「新老人」になってしまっているぞ!
ま、それはさておき、著者は「時間」「空間」「感情」という3つの切り口から謎解きをしていく。そこに見えてくる現代社会の病理とは!?
この本は、タイトルが成功していると思う。 |