長いタイトルやなあ・・・。でも、魅きつけますよね。著者は『放送禁止歌』などの森 達也さんだし。よく知られた童話などの「続き」を、森さんが自分で作っちゃった・・・ということですね。いやいや、おもしろい。『本当は怖いグリム童話』などで、童話は、実は子どものための話というだけではない面を持っているということは知っているが、表面的な話が既に刷り込まれているので、ついつい額面どおりに受け取ってしまいがち。そういう意味では、頭の体操的に読むことができる本だと言えるのではないか。著者本人も、楽しんで書いていたのじゃないかな、と思われます。
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