ヘッダー Space『いじめの構造』
(森口 朗、新潮選書:2007、6、20)
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第一章は『低レベルな「いじめ論」を排除せよ』という超攻撃的な本。
また、『誤解を恐れずに言うと「いじめはなくならない」』と本書の中で著者は述べているが、それは本当だと思う。世の中、学校だけでなく、いじめが蔓延している。それは日本だけでなく、世界中に。いじめは絶滅はできない。人間って、本当におろかである。
第二章では、日本で誤った語法で使われる「カースト」を使って、「スクールカースト」という言葉で、いじめを把握しようとしている。誤った使い方の「カースト」という言葉を使うのは、賛成できないなあ。


★★★

(2007、6、28読了)

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