あのナレーター(で俳優)の久米 明さん(1924=大正13年生まれ)の「朗読」に関する本。ミニCDもついて1765円。CDはまだ聞いていません。
会社に入ってしばらくした頃だから、もう20年前、読売テレビの旧社屋で、毎週のように日曜日に夜勤がついていて、その時、夕方のニュースを読み終えて夕飯を食べた後の午後7時30分から見ていたのが、「すばらしい世界旅行」。そのナレーターが久米さんでした。
「いいよねえ、久米さん」
「久米 宏?」
「うううん、久米 明」
「シブーイ」
というような感じでしたが。1966(=昭和41)年から24年間、語り手を勤めたそうです。すごいねえ。
第1部の「朗読について」の方は、私にとってはそんなにどうって感じでもなかったのですが、第2部の、これまでの久米さんのお仕事の様子、「朗読の歩み」が書かれた方は、読み応えがありました。
朗読といえば、「トリビアの泉」や任天堂のニンテンドーDS、WiiのゲームソフトのCMなどのナレーターでおなじみの声優の中江真司さん(本名・佐藤良孝さん)が、6月28日、お亡くなりになった。72歳。お会いしたことはないが、合掌・・・。
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