今年は「2007年問題」で、「団塊の世代」にスポットライトが当たっている。昭和22年から24年(1947〜49年)に生まれた「団塊の世代」の人たちは、約800万人。全共闘など学生運動のイメージがある「団塊の世代」だが、当然のことながら、その半分は女性。学生運動をしていた人たちなどは全体の2割程度で、女性を含む全体の8割の人は、そういったイメージの「団塊」とは異なる人生を歩んできた。
特に女性は「団塊の世代」なのに、そういう意味でスポットが当たることも少なかった。日本の人口における最大ボリュームゾーンの女性たちは、一体どういった人たちなのか?自身も広い意味で団塊世代に所属する著者(1950年=昭和25年生まれ)が、その謎を解き明かして行く。
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