『外来語の社会言語学〜
日本語のグローカルな考え方』
(陣内正敬、世界思想社:2007、6、10)
以前、『ニューススクランブル』の「ことば」に関する取材でよくお世話になった関西学院大学の陣内(じんのうち)正敬先生のご著書を頂戴したので、早速読んだ。陣内先生は、国語研究所の外来語の委員会の委員もしていらしたので、そこでの研究と同じ軸足での研究発表と言えるだろう。
まあしかし、「日本語の正書法」を確立することが一番必要なのではないか。それなしに、それぞれ個別の例を追っていっても、結局「例外」が多くなって、対応しきれなくなるのは目に見えている気もするのだが。
(2007、5、23読了)
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