ヘッダー Space『知っておきたい認知症の基本』
(川畑信也、集英社新書:2007、4、22)
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少し前まで「痴呆症」、それより昔は「ぼけ」と呼ばれていた「認知症」も、すっかり定着したようですね。過去にどう呼ばれていたかすぐに忘れるという意味では、日本人全員が・・・いやいや、冗談はさておき、認知症になったら大変だなあ、介護をする者が、と思った。自分がするのも大変だろうし、家族にしてもらうのも、大変である。
うーん、でもそうなる可能性が、ないとは言えない。特に若年性認知症は、若い人は30代から発症することも。30代はなんとかクリアした私だが、もう40代半ば。急に出てくるかもしれない。
この本では具体例を交えて認知症について書いてあるが、私が勉強になったのは、アルツハイマー病と認知症の違いに関して書かれていた部分。「認知症」というのは病気の「現象面」「症状」であって、その「原因」となる病気には「アルツハイマー病」や「脳血管性認知症」「前頭側頭型認知症」「「ピック病」などがあるということがわかって、勉強になりました。

★★★

(2007、5、11読了)

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