最近「○○力」というタイトルが、「流行っている」と言うよりは「あふれすぎて困っている」ぐらいなので、そのタイトルだけでは買わないのですが、「つっこみ」と「イタリア人名」という意外な組み合わせに買ってしまいましたよ。でも・・・著者は本当にイタリア人なのか?著者紹介の写真も、
「遠景でほとんど顔がわからない」
し、自分の紹介文も、
「日本文化に造詣の深い、自称イタリア生まれの30代。現在は千葉県民」
という文章から見ると、
「あ、これは『なんちゃってイタリア人』だな!」
と思わざるをえません。何だ、それだったら買うんじゃなかった。まんまと乗せられてしまいました。最初に「於・家政法経学院大 宝塚記念小講堂」での講演という「てい」と名前からも「ウソ」とわからんといかんかったね。「宝塚記念」って、「競馬」だろ?
内容は・・・・面白いところもあるし、それほどでもないところもある。こういう形で書かれたものでない方が、私は好きです。
以前、『アポロってほんとうに月に行ったの?』(エム・ハーガ著、芳賀正光訳)という本を読んだら、最後に「種明かし」で、「エム・ハーガ」=「芳賀正光」という「ニセ外国人」の著者の本を読んだことがあるけど、これは「種明かし」はしていません。
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