今年最初の五つ星!
これはものすごい労作。日本サッカー界の金字塔ではないか。
サッカー日本代表の、発足からこれまで90年間の1021試合のスコアとメンバーを集めたデータ集なのだが、よくこれだけのデータを調べてまとめることができたなと、後藤さんとスタッフのご苦労に頭が下がる思いである。
90年の日本サッカーの歴史の中で私が覚えている試合は、1974年3月10日の対平壌4・25戦。0対4で完敗した試合の北朝鮮の強かったこと!また、1975年1月5日と7日、対バイエルン・ミュンヘン戦。ともに0対1で敗れたものの、フランツ・ベッケンバウアーやゲルト・ミューラー、ゲオルグ・シュバルツェンベックなど、前の年のワールドカップを制した西ドイツチームの中心選手たちが来日、ドキドキしながらテレビの前で見た事を思い出す。日本代表は善戦しながらも、やっぱりバイエルンの「掌の中」で転がされているような感じはぬぐえなかったなあ。
第2戦では、“カール・ハインツ・ルンメニゲ”という聞いたこともない若い選手(その後、誰知らぬ者のない名選手となり、いまやバイエルン・ミュンヘンの会長である)が決勝点を挙げたことなど、昨日のことのように思い出す。
嗚呼!!
そうやって読むことができる人にとっては、大切な一冊だ。同時に出た『サッカー史』も合わせて読みたい。(これから読みます!) |
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