わかぎゑふサンの大阪弁に関する本は前にも読んだが、この本は読みやすい上におもしろかった。分類が良かったのではないか。目次を見ると「恋をしましょう」「ええ加減にしなさい!」「なんぼのもんじゃい」「しんどい日もあるで」「あんただれ?」「おはようさん」「たのんまっせ、ほんまに!」「玄人になる」「大阪・大阪」「死語の世界」「新語の世界」「大阪人の好きな大阪弁」など、どこからでも読みやすそう。
特にもう死語になってしまった昔の大阪弁に対比して、今の大阪の若者が使う大阪弁も区別して書いているのが良い。ちょうどその中間にいて、両方の大阪弁を使える、わかぎさんならではだと思う。
もともとはケータイに配信するコンテンツとして書かれたものだそうなので、文字数も37字書ける15行=500〜600字程度と、大変小気味よい長さであるのも、電車の中で読むのにちょうどよい。 |
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