字が大きくて読みやすい・・・かと最初は思ったのですが、実は大変読みにくい。全然頭の中に入ってこない。ええい、こうなったら、飛ばし読みだ!と、約10秒で見開き2ページを読んでいくと、あら不思議、大体概略が分かりました。あんまり大したことは書いてないと。著者は1919年生まれの小児科医で、これまで子育ての著書がたくさんあるようで、まあ、この道に権威なのでしょう。でも時代とともに子育ても変わっていくし、(もちろん何年経っても変わらない部分もあるのだけれど)これまでの経験だけでは対応できないことも。ここに書かれていることは、いまさら・・・という部分が多いように感じました。
先日読んだ『ほめるな』とあわせると、「ほめるな」だけでもダメだし、「叱るな」だけでもダメ。ほめる時にはちゃんとほめ、叱るときにはちゃんと叱るということなのではないでしょうか。なんだ、そんなんことなら分ってました。分っちゃいるけどなかなかできないのですよ、これが。そのために、尻を押してもらう意味で読めばいいのではないでしょうか、この本は。 |
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2005、10、23読了 |
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