もう、7年前になりますか、この本の取材をしたのは。あれから松村さん、お元気かな。
これは絵本ではなくて、写真集です。まだ、歩いたことのない赤ちゃんの足の裏が、天使の羽根のように見えることに気づいて撮り続けたもの。『ぼくには羽根がついていた』は、生まれる前の赤ちゃんに羽根が付いていたんだよ、という絵本で、こちらは生まれてからもまだ羽根が付いているんだよ、という違い。写真に添えられたフレーズがなかなか素敵。「手は翼で、足は羽。空ノ天使のなごりがここに。大地を踏みしめる前、今だ半分空の人」
うーん、詩ですなあ。 |
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