『スペシャルオリンピックス』
(遠藤雅子、集英社新書:2004、2、22第一刷・2004、3、14第二刷)
新聞週間の司会の仕事で、スペシャルオリンピックス日本理事長の細川佳代子さんの講演会の司会をすることになったので、付け焼刃で読んだ。前から気にはなっていたのだが、「スペシャルオリンピックス」って、耳にしたことはあったが、よくは知らなかった。この本によると、1963年にケネディ大統領の妹ユーニス・ケネディ・シュライバー夫人が、自宅の庭に(庭って言っても、ごっつい広いんでしょうけど)知的障害者を集めて開いた「デイキャンプ」(林間学校のようなもので、レクリエーションの要素を含んでいるそうです)を行ったのが、「スペシャルオリンピックス」の始まりだそうです。と言うのも、ケネディ大統領の年子の妹で長女のローズマリーが知的発達障害を持っていたのがきっかけだったそうです。ふーん、そういうことだったのか。今年2月には長野で冬季大会も開かれましたよね。知的障害者は日本でも200〜300万人いるそうです。そういった人たちといかに付き合って、受け入れていく社会を作るか、真剣に考えなきゃいけない問題ですね。
2005、10、15読了
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