『人名用漢字の戦後史』
（円満字二郎、岩波新書：２００５、７、２０）
人名用漢字の教科書。それにしても著者の苗字が「円満字」って、ペンネームかと思ったら、どうも本名のようだ。1967年兵庫県生まれで、現在、出版社で漢和辞典の編集がお仕事とのこと。できすぎてるがな！
なぜ人名用漢字が登場したか、その陰での省庁の駆け引きから、「曲がり角の向こうへ」と進んできた最近の人名用漢字をめぐる様相まで、詳しく書かれている。
ちょっと難しいけれど、一読の価値あり！！
２００５、８、１１読了
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