『「昭和80年」戦後の読み方』
(中曽根康弘、西部邁、松井孝典、
松本健一:2005、8、20)
中曽根康弘、西部 邁、松井孝典、松本健一という論客、昔だったら、「元老院」(養老院ではない)のメンバーが集まって、ああでもない、こうでもないと言っているような感じだが、これを読んで感じたのは、西部 邁さんの話が一番理路整然としていて共感が得られるということ。タイトルの「昭和80年」という見方が、私は気に入ってこの本を買った。ま、対談だし、薄くて読みやすそうと思ったのも購入の動機ですが。そう言えば読書日記134で書いた『昭和零年』という本も、「昭和80年」と同じような考え方ですよね。
2005、9、25読了
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