『バカにみえる日本語』
(誤字等日本語研究会著、辰巳出版:
2005、6、1)
いきなり最初が「ふいんき」である。つまり「雰囲気」のことを「ふいんき」だと思っている人が多い、とのこと。Google検索では「ふいんき」が53%(2万3300件)、「ふんいき」が47%(2万0400件)だったと記されている。また「亜種」として、「不陰気」「雰因気」「雰陰気」「風陰気」「風囲気」「分陰気」「負陰気」「不囲気」などもあったとのこと・・・。こんな言葉を使うとバカにみえますよ、と。
このほか「出る釘は打たれる」だとか「こんばんわ」と書いてみたり。「質問にはお答えできかねません」と、なんだかできるのかできないのか、誰もわからなくなってしまう迷回答なども。「不詳の息子」は行方不明だし、「コミニュケーション」と言っちゃったり。本当に「まぎわらしい」。笑っているうちに、なんだか不安になってくる一冊。
2005、7、5読了
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