『にんげんぴかぴか こどもの詩2』
(川崎洋編、中公新書ラクレ
:2005、3、10)
読売新聞「くらし家庭」面の人気コーナー「こどもの詩」の選者を、詩人の川崎洋さんは22年間も務めた。こどもたちの詩は年間3000通ほど寄せられ、川崎さんは全ての詩に目を通していたという。その中から選りすぐりの詩が、この本には集められている。川崎さんが2004年の10月21日に亡くなったので、追悼の意味も込められている。
まだ学齢に達しない幼児のふとした一言も、お母さんの手で応募されて「こどもの詩」として取り上げられているが、そういった”詩”の中に、思わず微笑んでしまうものが転がっている。その一方で、小学校高学年以上の子供の詩の中には、なんだか頭で作ったような感じがするものが多々あって、ちょっとイヤだった。こどもが天使でありえるのは、せいぜい小学校3年生ぐらいまでではないのかなぁ・・・。
2005、6、22読了
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