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『カーニヴァル化する社会』
(鈴木謙介、講談社現代新書:
2005、5、20)
著者の鈴木謙介氏は1976年生まれ。ということは、まだ30にもなっていない若さ!最近、若い人がバンバン本を出しているなあ、すごいなあと思う。国際大学というところのグローバルコミュニケーションセンター研究員・助手で、首都大学東京(これって、元の東京都立大学だよなあ)の非常勤講師。
全体としては、お堅い論文調なので読みにくいが、タイトル付けから各章の取り上げ方、つまり目の付け所には共感。
第1章は「液状化する労働観」としてフリーターやニートについて取り上げ、第2章では「情報化社会における監視」の問題、特に(監視カメラなどの話ではなく)データの監視に関してという視点で取り上げていた。第3章は「自分中毒としての携帯電話」、そして終章(第4章にあたる)では「カーニヴァル化するモダニティ」としてまとめている。
その終章を読んでいる時に感じたのは、「カーニヴァル」=「ハレ」だということ、「毎日がお祭り」というのが現代日本社会ではないか。そして、人生の「大目標」がなかなか達成されない(であろう)ことがわかってきた若者は、特に努力をするでもなく、小さな小さな目標を達成することで、日々「カーニヴァル」を行う。これは、安易に「感動」を求める昨今の傾向と軌を一にするのではないか。感動の安売りは、カーニヴァル化する社会の要求・需要に応じたものではないのか?という気がした。
2005、6、5読了
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