裏表紙の折り返し部分に載っている著者の顔写真を見て、思わず叫んだ。
「これは、小嶺先生ではないのか?」
そう、あの高校サッカーの雄・長崎県の国見高校校長でサッカー部総監督の小嶺忠敏先生に、そっくりなのである!
著者の柳さんは1941年、福岡生まれの九州男児。ということは、この顔は九州の男の顔なのか?兎に角、ビックリした、本の内容よりも、そっちの方に。
タイトルの現す考え方、つまり、
「学級崩壊などと言われるが、そもそも『学級』という単位にとらわれる必要があるのか?」
という疑問、また経済的な理由から生まれた「学級」という思想を、今一度見つめ直してもいいのではないかという部分には共感できた。
ただ文章が難しい。タイトルのようにもう少しキャッチーな文章で判りやすく(やさしく)書いて欲しかったなあ。 |
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