武庫川女子大学原語文化研究所所長の佐竹秀雄先生が、奥様の佐竹久仁子さんと共著で出された本。サブタイトルに「きちんと伝わる日本語を書く!」とある。
佐竹先生にはニューススクランブルの「平成ことば事情」の特集などで何度となくインタビューさせていただいたし、2000年から2001年にかけて大阪大学大学院の社会言語学教室に研究員として通っていた時の「集中講義」で、表記に関する問題の講義を聴いたこともある。それをわかりやすくまとめたような形の本だ。
特に注目したのは、第七章の「外来語・数字・符号」の「外来語の表記」と、第二部の「表記の実戦と応用」。漢字の使い分けなどについて、わかりやすく書かれている。 |
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