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『嫌われる言葉〜部下と上司の常套句』
(齋藤孝、講談社:2004、9、15)
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齋藤孝さんの本は今や本屋にあふれている。一体いつの間にこんなに書けるのかと思うくらい出ていて、しかもこれが売れているというから、すごい。すごいというのと買いたい、読みたいというのとは違うのだが。
この本はタイトルで買ってしまった。やっぱり誰しも「嫌われたくない」と思うじゃないですか。と「じゃないですか言葉」をついつい使ってしまうくらい、嫌われたくないし、皆「そうそう」と思っているのではないか。
で、この150ページ余りという薄い本には「嫌われる言葉」がマンサイ・・・とまでは行かないがかなり載っている。いくつか紹介すると、
「ガキの使いじゃないんだからさ〜ぁ」
「生意気言うな!」
「頭悪いね」
「誰とは言わないが、そういってるやつがいる」
「あほ、ぼけ、カス」
「オレが若いころはそういうやり方をしなかった」
「オレがだめって言ったら、だめなんだ」
「いま会社がどんなに大変か、わかっているのか!」

ああ、なんか言われたらハラ立つ言葉ばっかり。でも、つい言ってるかもしれない言葉の数々。うーん、本、買わなくても、目次だけ見たらよさそうな気がしてきたゾ。

★★
(2005、1、31読了)
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