『トンデモ一行知識の世界』
(唐沢俊一、ちくま文庫:2002、5、8)
いつも読んでるマンガ雑誌に4コマ・マンガ書いている漫画家の唐沢なをきさんのお兄さんが、この著者唐沢俊一さん。やはりいつも見ている、フジテレビの番組「トリビアの泉」のネタの提供者(スーパーバイザー)として、番組終了時のロールスーパーでも名前を見かける。この人がいてその番組も成り立っているのであろう。
そんな唐沢さんの「取っておきのトリビア」を集めたのがこの本、と言えば、トリビアファンならずとも、読んでみたくなるのではないか。この本の中には「実は、一般的にそう言われているが、ウソ」という「トリビアに見えてトリビアでないもの」も含まれている。なぜ違うかについても書かれているので、参考になる。最近番組ではそういったものを「ダメビア」と呼んで、スタジオ内の沼に沈めているようだが、ボツネタにかけた労力をキッチリ番組に還元しているという意味では、意識の転換でなんとでもできるということの表れであるよなあ。
まあ、気軽に読めてためになる本だと思う。
(2005、1、27読了)
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