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『銃を持つ民主主義』
(松尾文夫、小学館:2004、3、1)
いやあ、すごい夢を見ました。
ブッシュ大統領夫人やラムズフェルド国防長官夫人など、アメリカ政府首脳の奥さんたちが会議をしているんです、大きな長いテーブルを囲んで。その真ん中には、カジノのルーレットのような大きな大きなクリスタルの灰皿があって、みんなタバコ吸ってるんですよね。その様子を上から見ているという構図なんです。それだけなんだけど。
なんでこんなヘンな夢を見たかというと、きっとこの本を読んだからなんだな。この本は労作ですよ。帯に書いてある「アメリカ取材40年の著者渾身の力作」という文字に、ウソはありません。まあ、専門的なので数ページ読むうちにどうしても眠くなってしまうという難点はあるものの、すごい本だと思います。
著者の松本さんは1933年生まれ。共同通信でニューヨーク、ワシントン特派員、バンコク支局長、ワシントン支局長などを歴任しているだけに、取材に基づく「アメリカ」の実態は信憑性があります。
「銃を持つ民主主義」=「武力行使のDNA」の原点は「建国の精神」にあり!と、これも帯に書いてありますが、本文には、合衆国憲法修正第二条の解釈が、「当時の民兵、現在の州兵(ナショナル・ガード)の一員となるかぎりにおいて、市民の武器保持の権利が認められる、との州の権利を保障したものだ」という「州権説」と、「(武器の保持は)連邦中央政府権力の専制化を見張り、市民の自由を守るのに不可欠な個人の権利であり、アメリカ民主主義の生命線だ」とする「人権説」とに分かれて対立している現状が記されており、共和党政府の現在は後者の銃規制反対派が優勢であるということも記されています。
合衆国憲法修正第二条の解釈を巡って、銃保持擁護派と反対派が対立しているということは、これを読んで初めて知りました。
それと第一章の「ルメイ将軍への勲章」は、読んでいるうちに「何でこれ、知ってるんだろう?」とデジャブに陥りました。そこで思い出したんですが、以前、NHK衛星放送で全く同じ視点のドキュメンタリーをやっていたのを見た覚えがあったのです。その時はルメイ将軍へのインタビューも取れていて、ルメイ将軍が日本国からもらった勲章を見せてくれていました。ただ、そのドキュメンタリーを見た時には、私はこのルメイ将軍の「重要さ」について知識がなかったので、単なる「昔のアメリカの軍人」ぐらいに思っていました。今回この本を読んで、「そういうことだったのか」と納得、あのドキュメンタリーの重要性もわかりました。
また、プロローグの『「敵」としての出会い』での「ドーリットル機との対面」に出てくるドーリットル空襲に関しては、数年前に見た映画「パールハーバー」で初めて知りました。その後、小林信彦さんのコラムにも時々出てくるのを読みました。終戦後16年して生まれた私には、当然、実体験としての空襲・戦争はないのですが、著者は実体験としてのアメリカ、敵としてまた味方としてのアメリカの素顔を、40年かけて探り当てたのではないかと思います。それは現在のアメリカを知る上で、実に重要なことではないでしょうか。
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