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『朝日新聞記者が書いたアメリカ人
「アホ・マヌケ」論』
(近藤康太郎、講談社α新書
:2004,7,20)
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アテネ五輪サッカー応援1泊4日弾丸ツアー同行取材中に機中で読んだ本。読みやすかったです。著者は1963年生まれと私より若いのに、言葉遣いが相当古風。「員数外」なんて言葉がそんな年下の人の口(?)から出るとは思わなかった。
「アメリカ人は耐音レベルが高いが、接触は極度に嫌う」とか「アメリカの軍全体に占める黒人の割合は22%。人口比では12%。軍隊は貧しいものにとっては有力な就職先になっている側面がある」とか、「流行に左右されない、個性的にも程があるファッション」など、現地で生活した人が肌で感じた感想が、読みやすいくだけた口調で記されている。もともとは、ホームページに連載されていたものを本にまとめたのだそうで、なるほどな、と思いました。トビラの著者の顔写真は、もう少しいいのに代えた方がいいと思いました。

★★★
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