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『和製英語が役に立つ』
(河口鴻三、文春新書:2004,6,20)
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「和製英語」というと、とかく「本当の英語ではない」として批判されがちではあるが、既に、英語と思われているものや、生活の中に溶け込んでしまっているものも少なくない。そういった和製英語を、この本では以下の5つのパターンに分類している。
(1)短縮系(アパート、スーパー、フロントなど)
(2)部分活用形(スケジュール、パフォーマンス、バランスなど)
(3)誤解系(クリーニング、パネラー、ナイーブなど)
(4)混同系(アイドル、クレーム、スタッフ、チップなど)
(5)分離系(アイロン、シングル、ブリーフなど)
これを見ただけで、つい読み進んでしまうのは私だけではあるまい。
この本を読んでから英語の勉強をしていたら、もっと固定観念が取れてスムーズに英語が理解できたのではないか、と思ってしまう。かと言って、いまさら英語を勉強しようという気などサラサラないのだが・・・。気楽に読めて勉強になる一冊。

★★★★
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