ご存知・古舘アナウンサーと、同じくご存知「バカの壁」の養老孟司先生の対談。話の内容は、養老先生の専門分野「脳」と、古舘さんの得意分野「しゃべり」そして「記憶」に関してです。気軽に読めますが、もう少しコンパクトでもよかったかな。
それとふだんの古舘さんのしゃべりで気になる口癖の「じゃないですか」が、あちこちに出てきてものすごく鼻に付く！よく若者が口にする「ぼくってコーヒーが飲めないじゃないですか。」「「ぼく、毎朝コーンフレークを食べるじゃないですか」「そんなこと、知るかあーっ！！」と怒鳴りつけたくなるあのイライラする「じゃないですか」です。やめて欲しいなあ・・・。
２３２ページの「日本語は脳を他言語の倍使っている」の項は、ちょうど前日、新聞用語懇談会で産経新聞の塩原さんと話していたことと関係する内容。詳しくはこれから「平成ことば事情」に書きますので、そちらをごらんになるか、本を買って読んでください。
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