• ■10月10日
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  • 2007.10.10

 さあ、秋のミステリースペシャルシリーズの本格スタートであります!10月15日の名探偵コナンは、午後7時から新作の1時間スペシャル「本庁の刑事恋物語8 左手の薬指」を放送するよ。この話では冒頭から佐藤刑事がついに指輪をはめてしまってるんだ。サブタイトルにもなっているけど、指輪は意味深長な左手薬指に光ってる。佐藤刑事は同僚の刑事仲間からも異常に人気があるマドンナ的存在だから、指輪に気付いたり、うわさを聞きつけた同僚の男性刑事たちは「どうした?」「誰からだよ」「まさか、高木が!?」と全員動揺しまくるんだ。まあ、佐藤刑事がいくら人気があるっていっても、それはどうよ、のレベルなんだけど、前の日記でも書いたように、スワッチはその中の刑事Cを一言演じてマス。なのでその気持ちは深く理解できるのであります。一言だけだけど、どんな形であれ、初めて「名探偵コナン」にこーゆーカタチで参加できたのはうれしい出来事でした。スタッフの皆様、ありがとうございました。ストーリーのほうは、そんな佐藤刑事の指輪の真相がわからないまま、突発事件が発生してしまうことになるんだ。本編を通して事件のことだけじゃなく、その指輪の事もちゃんと注意して見ていって下さいね。

 8日に放送された映画「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」は見てくれたかな?放送では、12月までこの日から9週連続でお送りする「秋のミステリースペシャル」のラインナップも発表されたけど、気がつきましたか?どうでしたか?これだけじゃなく放送を見ていろいろな点でビックリしてくれた人は結構いてくれたよね。まずラインナップでいくと、桜塚やっくんたちコナン応援団がアフレコに挑戦した「テレビ局の悪魔」、そして初挑戦の「名探偵コナン」デジタルリマスター特別編集版2本の後、11月12、19日には、あの「金田一少年の事件簿」の新作2本が登場します。これが今回の目玉情報の一つ目。「金田一少年の事件簿」の新作は実に7年2ヶ月ぶりの登場となるんだ。

 この間、その内1本のアフレコがあってね。もちろん7年前と同じく、金田一 一役は松野太紀さん、七瀬美雪役は中川亜紀子さんに演じてもらいました。2人とアフレコで久しぶりに再会してね。1時間スペシャルだから、収録に時間がかかっちゃいましたが、アフレコの後は当然のように東京・大久保のBに三々五々集まることになる。ここは当時、金田一チームがアフレコ後に毎週通ってた懐かしの素敵な居酒屋さん。正直、時の流れを感じさせないスタッフ同士、でもこれが旧交を温めるってやつかな。ゲストの役者さんもほとんど参加してくれて、懐かしく楽しい時間を過ごせました。物語の内容、アフレコや制作いろいろこぼれ話などは、また後日ここで紹介させてもらいます。

 そして、8日の放送では放送開始から初めてCMに入る直前など、1回5秒と短かったけど3回放送された妙な映像があったよね?「月曜夜7時、こいつらが帰ってくる」というナレーションに合わせて何かのシルエット映像が流れたのです。そうですそうなんです、あの「ヤッターマン」の登場です。シルエットはドロンボー一味の3人組であります。もう特徴ありまくりですね。これが目玉情報の2つ目。9日の各種スポーツ新聞で記事になってるから、知らない人も興味を持ってくれたかな?「ヤッターマン」についてはこれからの「秋のミステリースペシャル」放送内でも、毎週新たな映像や情報を流していきます。これからも番組やこの欄などで紹介された新情報やこぼれ話やウラ話などを、いち早く知ってもらえた皆さまは、ぜひぜひ、まわりの知人友人にぜひこれらの話題を話していただけるとうれしく思いますです。

 さらに、あの工藤新一に扮してる小栗 旬さんの映像も流れましたよね。名探偵コナン実写版第2弾の初の映像告知が目玉情報の3つ目。放送日時もまだ未定ですが、順調に撮影は終了しまして、あとは各種作業の後の完成を首を長くして待つのみですね。これに関しても新しい情報を早めにお知らせしますので、楽しみにしてくださいませ。

 話は変わりますが、この前終了したTVドラマ「受験の神様」(このドラマはアニメ「YAWARA!」を一緒に制作した親友のケイファクトリー・鈴木社長プロデュースでした)を見ていて、受験票を落とした子供に「縁起悪ーい」と言っていたイヤなやつがいたシーンがありました。気にしないっ、3秒ルール!くらいな感じで、すかせば良いのですが、確かに気にしちゃいだすと大変です。だいたいゲンをかつぐのは、いろいろでアリだと思いますが、そのかつぎ程度となるとこれくらいかつげば大丈夫、と一言で決まるものではないよね、人それぞれだし。受験というものも自分の実力に加えて、何かの後押しを得ようといろいろ画策するのも理解できますが、そーゆーはなしが最も極端に表面に現われるのは、いわゆるギョーカイというところでしょーか。

 スワッチもいろいろゲンかつぎのカタマリですが、気にする人はもうとんでもなく気にします。「落ちる」といえば視聴率だったり各種成績や業績に直結する不吉な言葉ですが、オチとなると芸のうまみの要素となったりもします。ストーリー作りも「ちゃんとオチてないよね」となると少なくともその部分は作り直しです。まあ、モノは考えようで、「鈍感力」と言う言葉もあるくらいですから、少々は自分の都合のいいようにとらえても良いということでしょうか。どんなことでもチャレンジなくして結果は出てきません。ちゃんとそれぞれ後悔しないレベルの努力をした後、ある程度のハバをもって堂々とその結果を受け止めて、そしてまたその次の段階へ進んでいければ、そんな前向きな継続が新しい時代を創っていくのだ、と信じています。